資格取得で収入アップできるとは限らない

看護師の中には、もっと収入を上げたいと悩んでいる人もいるかと思います。
収入アップをする方法として資格取得が推奨される傾向にありますが、実際のところどうなのでしょうか。

一般的には、看護師に役立つ資格を取得した場合の収入アップの相場はおよそ3千円〜1万円と言われています。
実際、資格を昇給の対象とする病院は少なく、看護師の資格手当の基準も明確ではないため、大幅な収入アップは期待できないかもしれません。
とはいえ、資格で収入アップする可能性がないわけではありません。

収入アップに繋がる資格として、日本看護協会の認定看護師や専門看護師、認定看護管理者の資格が挙げられます。
ただしその分、これらの資格は難易度やハードルが高く、時間も費用もそれなりにかかってしまいます。
挑戦するとなれば、相応の覚悟が必要になるでしょう。
これらを取得すれば、知識・技術を兼ね備えた看護師として見なされ、キャリアアップのルートに進むことができます。
キャリアを積むことができれば、当然評価され、収入アップに繋がります。

もし、認定看護師や専門看護師等以外の資格で収入アップしたいのなら、比較的高収入な診療科目の専門資格を取り、その後転職をするという手があります。
例えば、内視鏡の知識と技術を証明する消化器内視鏡技師を取得すれば、消化器系の病院で引く手あまたとなります。
そのほか、看護師が不妊カウンセラーの資格を取得すれば、不妊治療を行っているクリニックから需要があるため、給与交渉ができるかもしれません。

看護師は、資格を取得すればすぐに収入アップするとはいえません。
収入アップを狙うのなら、将来を見据えて計画的に資格を取得する必要があります。
資格を取得することにどんなメリットがあるのか、どんな目的があるのかを考えた上で、行動するようにしましょう。