看護師の給与は高いのか

一般的に看護師の給与は高いといわれています。

平成28年の調査によると、看護師の平均年収は約481万円で、民間企業の会社員の平均である約421万円と比べるとかなり高いことがわかります。
看護師の場合、年収400万円から600万円の間というのが多いようです。
平均月収は約30万円、ボーナスは年間で50万円から100万円くらいになりますが、勤務地や勤務先の規模、診療科によって大きく差があるようです。

看護師の年収は、勤務先の規模が大きくなるほど高くなる傾向にあります。
99人以下の事業所の場合は平均438万円、999人以下の事業所では平均467万円、1000人以上の事業所になると平均509万円となります。
年齢が上がるにつれて年収も上がる傾向にあり、他の業種と比べて年収の男女差は少ないです。
給与の内訳は、基本給以外に、夜勤手当、休日手当、認定看護師手当などの各種手当が含まれています。

基本給は他の業種と比べると若干高い傾向にあり、手当の中でも特に夜勤手当によって給与が底上げされています。
夜勤手当は3万円以上つく場合もあるようです。
日曜や祝日などに出勤すると受け取れる休日手当や、特定の分野において熟練した知識と技術を持つ認定看護師の資格があると受け取れる手当なども、給与額が上がる一因となっています。
ただし、休日出勤や夜勤をしないと手当はあまりつかないので、平日の日勤だけであれば、給与は他の業種と同じか、若干多い程度にとどまるようです。